2023年09月24日
ウェディングドレス選びを始めたばかりの花嫁様に、どんな雰囲気のドレスをご希望か伺うと、「マーメイドラインのような、大人っぽくてエレガントなウェディングドレスを着たいけれど、着こなす自信がないんです」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。そして、そんな花嫁様の多くは、知的で上品な雰囲気を醸し出されていて、気になるコンプレックスをカバーできるマーメイドドレスに出会えたら、マーメイドラインをステキに着こなすことができる方たちです。
今は、ひと昔前と違い、適度なゆとりのあるソフトマーメイドラインや、ボディラインが目立ちすぎないようスカートに装飾を施したデザインなど、さまざまなスタイルのマーメイドドレスがあるので、体型に合った似合うデザインを知って、憧れのマーメイドラインを自信を持って着こなしていただけたらと思います。
マーメイドドレスとは、その名の通り人魚のようなシルエットのウェディングドレスです。バスト、ウエスト、ヒップ、膝までボディラインにフィットし、膝から裾までスカートが広がるので、プリンセスラインやAラインよりも、女性の曲線美を強調できるシルエットです。
「身長が低めだから」と諦めてしまっていませんか？低身長の花嫁さまが、マーメイドドレスを着てバランスが悪く感じてしまうのは、ドレスのラインと自分のボディラインが小柄な方ほど合いにくいことが原因です。マーメイドラインのドレスこそ、バスト、ウエスト、ヒップの位置がドレスのラインと合っていることで、美シルエットが叶います。１２ｃｍヒールを履いて、それぞれの位置が偶然ぴったり！なんて花嫁様はほんの一握り。きちんと採寸して、自分のボディラインに合ったサイズのマーメイドドレスを選びましょう。
低身長花嫁様のマーメイドドレス選びPOINT
１，ハイウエストや少し高めの位置にビジューやリボンのサッシュベルト
２，膝の絞り位置が高め
３，ウエスト切り替えがある方が脚長効果あり
５，ヒールの高いシューズ
６，ロングベールで縦ラインを作る
７，縦ラインを強調するアクササリーやブーケ
このマーメイドドレスは、スカートの広がる位置が膝よりかなり高めなので、脚長効果があり、スタイルアップ効果があります。このように、身長が低めの花嫁様は、脚長効果のあるデザインのマーメイドドレスを選んで、縦ラインを強調するコーディネートを意識すると効果的です。
海外のウエディングシーンでは、マーメイドドレスの着用率が高く、マーメイドラインは、実は、欧米体型のふくよかな方にも良く似合うシルエットです。そして、横に広がるプリンセスラインより、縦のラインが強調されるマーメイドラインのほうがスリムに見えるので、苦手意識のある方も、ぜひ、挑戦してみましょう。
ぽっちゃり体型花嫁様のマーメイドドレス選びPOINT
１，ウエスト切り替えがウエストラインが細く見える
２，ウエストにビジューやリボンのサッシュベルトで脚長効果を
３，上半身のデザインはシンプルに
４，膝下からゴージャスに流れるようなスカートでメリハリを
５，半袖やフレンチスリーブよりもビスチェデザイン
６，透け感のあるチュール素材より、光沢感やハリのある素材
７，サイズの合ったブライダルインナー
このマーメイドドレスのように、ハリ感のある素材がおすすめです。ジョーゼットやシフォンのような柔らかい素材は、ボディラインに沿った落ち感が魅力ですが、その分ボディラインを強調してしまいます。サテンやタフタのようなハリのある素材なら、ボディにフィットし過ぎないで、ドレス本来のシルエットを美しく保ってくれます。また、上半身はシンプルなデザイン、ビジューやリボンのサッシュベルトでウエストマークすることで、メリハリがでて、スタイルアップ効果に繋がります。
「マーメイドドレスを着たいけれど、胸がないのでキレイに着こなせない」と悩んでいる花嫁様は、首から胸元にかけたデコルテを強調しないデザインを選びましょう。メリハリを出すには、上手にブライダルインナーやヒップパッドを利用することで、女性らしい曲線美が叶います。
小胸花嫁様のマーメイドドレス選びPOINT
１，デコルテラインを強調するビスチェは避けて
２，バストはハートカットでなく、ストレート
３，胸元に大きめのフリルやコサージュを施したデザイン
４，ハイネックやボートネックで鎖骨まわりの露出を少なく
５，ドレスずり落ち防止にショルダーがあるものを
６，ソフトマーメイドラインで、適度に柔らかい印象をプラス
７，ブライダルインナーやヒップパッドでボリュームアップも◎
このドレスのフリルケープは、付け外しができるデザインですが、小胸さんにとって強い味方になるのはフリルを付けたスタイル。ポイントを押さえてマーメイドドレスを選ぶと、セクシー過ぎずヘルシーでおしゃれな印象になるのも、華奢な小胸さんならでは。ブライダルインナーやヒップパッドでボリューム感をプラスすることもおすすめですが、柔らかいトロミのある素材を使用したシンプルなデザインのドレスは、インナーのボーンやヒップパッドのアタリがでてしまいます。試着の際にプロのコーディネーターさんに相談してみましょう。
スカートのベースはサテンのマーメイドラインですが、その上にチュールレースのAラインを重ねる、チュノアウエディングの人気のシルエットがこちら。一見ソフトスレンダーやAラインのように見えますが、チュールの透け感を利用して、ベースのマーメイドシルエットが透けるデザインです。マーメイドラインの大人っぽさとAラインの華やかさを足して2で割ったようなシルエットなので、ボディラインを強調することなく、大人っぽさを演出できます。
気になるコンプレックスをカバーする、体型別マーメイドドレスの選び方をご紹介しました。デザインの選び方ももちろん大切ですが、マーメイドドレス選びの根底にあるのは、細かなサイズ調整ができるかどうか。
今回ご紹介したマーメイドドレスは、体型に合わせたドレスのバストトップ、ウエスト、ヒップ、膝の位置を正しいポジションにすることで、既成サイズのマーメイドドレスとは違う、シルエットを作ることができます。
ウェディングドレスのサイズオーダーを購入するのは、ハードルが高いと感じている方も多いと思います。でも、チュノアウエディングのサイズオーダーウェディングドレスは、レンタルするよりもお安くご購入いただけます。サイズオーダーされた花嫁様からも、「レンタルするよりもお得だった」、「レンタルドレスよりも、上質な素材を使用していてびっくりした」、「サイズが合っているから、軽くて着心地が良かった」など、嬉しい感想をいただいています。
マーメイドドレスを探しているプレ花嫁様は、ぜひ、今回ご紹介した選び方のポイントを参考に、ご自身のボディサイズに合ったサイズオーダーのマーメイドドレスも検討してみてください。
